日本のメディアでも、木曜日の夜の出来事は報道されたそうですね〜
とても感動的な夜でした
みんな窓から、玄関先から、お庭から
過酷な最前線で、1人でも多くの命を守ろうと頑張る医療チームの皆さん達に
感謝の気持ちを込めて、イギリス中で拍手がわき上がりました
前回のブログでも書きましたがミミちゃん家の周りでは、花火を上げる方々もいました
その動きはスコットランドにも移り、昨日だったかな?
スコットランドでも拍手がわき上がったそうです
そして昨日、イギリスの首相と
保健局って言えば良いのかな?そのトップ2名の感染も判明して
2名とも隔離しながら様子をみているそうです
首相は1日一回コロナ対策について、メディアを使って国民に報告を行なっているので
昨日は官邸の1室から放送なさっていました
そして27日までの感染者数は14,543名
残念ながらお亡くなりになられた方々は759名
やはりこの内の1/3がロンドンです
イギリス全土がロックダウンに入って、もう少しで1週間になり
多くの方々は、全員でこの危機を乗り越えよう!といった感じなのですが
やはり一部の若者〜中年層が、アチコチで問題を起こしています
特に田舎に運動と称して自動車で出かけて、村を歩き回ったり
草原をお散歩したりするんですね
田舎の方が老齢者が多く、そして病院の数も少ないので
一旦田舎でアウトブレイクしてしまうと、一気に亡くなられる方々が増えてしまいます
警察の方々が、一生懸命違反をしている人達の取締りをしています
中には警察相手に、『コロナに感染してる!うつしてやる!』と叫んで咳をしたり唾をかけたりと〜
もちろん現行犯逮捕!
そんな中、政府はイギリス国内にいるホームレス全員を
今週中に宿泊施設に保護する様、要請を出しました
それに伴い、各大手ホテルチェーンに更なる協力を依頼
急いで調整を行なっているそうです
買い物の状況は〜と言うと
店内での感染を防ぐ為に、一回に入れるお客さんの数を制限
外で順番を待つ時も、2メートルの間隔を開ける様に工夫をしています
多くの人達が、普段行くお店のポイント会員なので
予めメールで、どの様な対応を行うのかを知らせてくれています
多くの人達が、1日中家にいますので、買い物もタイミングを見て
時間をズラして行く工夫もしています
スーパーのネット注文は、主に老齢者とハイリスク者用になっていて
一般の方々がネットで食料品を購入するのは、難しくなりました
いずれはもっと配達出来る量を増やして、少しでも多くのお客さん達に配達出来る様にしようと
スーパー各社は新規社員を募集しています
今回のロックダウンに入る前に、既にネット注文をしてあったので
昨日我が家に配達が来ましたが
注文した物の殆どが届き
届かなかったのは、キャベツが1個だけ
お肉もお魚も、キャベツ以外のお野菜も
お菓子やパスタ、缶詰めに小麦粉等、全く問題無く届きました
もうじきイースターなので、我が家ではイースターディナーが食べれそうです
私はご存知の通り、ハイリスク者に該当するので
本来だったら優先的に配達をして貰えるのですが
ミミちゃん地域では、特に買い物に困る状況では無いので
優先配達を利用するつもりはありません
ロックダウンに入る前から起きたパニック買いの結果
多くの食べきれなかった食品が、封も開けていない状態で捨てられる姿が、見られる様になったそうです
もちろんミミちゃん一家の周りでは、まだ見たことがありませんが…
パニック買いをしても、お金と食べ物の無駄になるだけなんですね〜
ロックダウンに入ってつくづく思うのは、地域全体で協力するかしないかで
大きな差が出て来てしまうって事ですね
協力しない人達が多い地域では、多くの問題が起こっていますが
協力している地域では、長閑な日常が繰り広げられてるだけなんですね
とある田舎の村では、パブを経営している方が
フィッシュ&チップスを大量に調理して、その村の住人全員に配っているそうです
確か週に1回だったかな?
コレを最低でも3ヶ月は続けると話しているらしいです
この村の人達の多くが、このパブの常連さんで
しかも老齢者が多いんですね〜
買い物に行くのも大変だし、行って感染でもしたら大変だと言う事で
パブは政府の通達通りに閉店にしているけど、食材は調達を続けて
村民に提供してるそうです
ロックダウンを、不安とストレスいっぱいの中で過ごすのか
それとも、地域の人達と助け合って、穏やかに長閑に過ごすか…
それもやはり住んでいる人達次第だなぁって思いました
ミミちゃん地方も、一応結構人口の多い町なんですよ〜
それでも住んでいる人達が冷静だったら、平和で穏やかに過ごせるんですね
さて感染者数ばかりについ目が行ってしまいますが〜
この感染者数と亡くなられた方の数の推移は、既に研究者がグラフ化しています
中国も、アメリカも
イタリアもスペインもフランスも、そしてイギリスも
今のところ、その推移通りに増加して行ってます
今回の新型コロナの様に毒性の低い感染症は、一定数感染が進むと
放って置いても、いずれは感染者数が落ち着いて来て
いずれはただの風邪の1つになって行きます
ただそれでは多くの人々の命が失われる為
各国が何とか自分の国の医療体制の中で、治療が出来る範囲内で推移させようと
色々な努力をしています
ってまあNHKでも同じ様な事を、きっと言ってますね
ロックダウンを行なうと、しばらくの間は感染者数が一気に増えて行きますが
次第に1日の感染者数が減り始めて行きます
その推移のグラフも既に出来ています
ただし亡くなられる方々の数は、その国の医療体制によって変わって来るんですね
今のところ、どの国も推移通りですが
医療体制が崩壊してしまったイタリアでは、異常に多い数になってしまっています
イタリアは必死になって、他の国々、特にEU加盟国に助けを求めたのですが
支援の為の支出は、反対する国々が出た為見送られてしまい
実質イタリアは、他のEU諸国に見捨てられた形となってしまいました
スペインも、そうなる危険があり
今必死で医療崩壊を防ごうと頑張っていますが…
少しずつ、この新型コロナウィルスが原因で、EUは崩壊するのでは…?と心配する声も出始めています
そんな中、中国がイタリアやスペインに援助物資と医療スタッフを派遣
その甲斐あってなのか?
少しずつ1日の感染者数が、減り始めている様です
ただし亡くなられる方々の数はまだ日々増加するだろうとみられています
コレから感染のピークを迎えるだろうと見ているフランスは
畑違いの工場に人工呼吸器の製作依頼をして、何とか医療崩壊を防いで乗り切ろうとしています
そんな中研究者達の中で注目を集めているのが、韓国とドイツ
韓国では、新型インフルエンザとSARSのエピデミックを経験しているので
その経験をもとに、早いうちから検査態勢を整えて
人口あたり、何処よりも多い検査数をこなして来ました
その為、最初の内はものすごい勢いで感染者が増えて行きましたが
その後は1日あたりの感染者数が減り
今はコントロール出来ています
ドイツも似た様な行動を、早い内から始めたんですね
その為ドイツの感染者の平均年齢は40代
感染者の殆どが、60歳未満の方々なんですね
早い内から、1番感染を広げるであろう若者から中年層にかけての人達から、感染者を探し出して
その人達が感染に気付かずにお出かけしたり仕事に行かない様、ストップさせる事で
老齢者の感染数を低く抑えたんですね
結果、ドイツだけが感染者数に対しての亡くなられた方々の数がもの凄く少ない状況が出来たんです
ただ、この新型コロナは、いなくなるわけでは無いので
いずれは老齢者にも感染が広がってしまい、結果どうしても多くの命が失われるだろうと言われ続け
最近少しずつドイツでも亡くなられた方々の数が、増え始めて来ています
ロックダウンに入って一定期間が過ぎれば、1日の感染者数が減り始めるので
今はそのピークが来て、いずれは落ち着いて行くのを待っている状態ですね
その間、何とか医療崩壊を防ぎ、救える命は救おうと
イギリス全体で頑張っている最中です
イギリスがイタリアやスペインの後を追うのか
それともその前に1日の感染者数低下に持ち込めるのか…
それは国民一人一人が冷静にロックダウンに協力して、医療崩壊を防ぎ通せるかどうか…
イギリスも今後数週間がカギになっています
って事で息抜きに〜
コメント
コメント一覧 (2)
どこの国にもアフォはおるなぁ(-_-;)
マスクにペーパー、食料の買い占め
全てにおいて毎回思うのが
自分さえよければいいって発想の多さ。。
発酵食品がイイって話が出たと思ったら
店頭から納豆が消えたという話も
聞いた途端「そんだけ買いまくったところで
食べきらんでどうせ捨てる羽目になるんやろ」て
即座に思ったもん。。
なんだかねぇ。
ほんの少し他者を思いやる気持ちがあれば
こんなことにはならないだろうにと思うことが多いわぁ。
医療チームに感謝の気持ちかぁ。
馬車馬のように働かせるだけでなく
色々とフォローをしてもらえたら助かるやろなぁ。
イタリアのように医療崩壊が起きたら
重症→死亡に歯止めがきかなくなるけんなぁ。
日本も軽症者や無症状者は
入院じゃなくて自宅待機にすればええのに。
ま、日本じゃドクターはお医者様で
ナースは小間使い扱いやけどね。
こっちで続いていたのね〜
そうそう!きのう買い物行ったらキャベツが400円だった〜〜〜