東京で、爆発的な感染拡大の兆しがあるとニュースでやってますね
まだ起こっている訳ではないけれど、今自粛を緩めてしまったら、起こりかねないので
今一度警戒を強めて、何とか起こらない様にしようという意味合いの様ですが…
首都封鎖の可能性を言及して日も経たない内のこのニュースに、再びパニック買いも始まったとニュースで報道しているのを観ました
ロックダウンがどんな状態なのか…
何が出来て何が出来ないのか?
知らないと尚更不安を呼び、結果パニック買いや買い占めが始まってしまいます
本来は犬ブログのミミちゃんブログですが
しばらくの間だけ、イギリスでの様子や、政府や人々がどの様な対応をしているのか…を
書いていこうと思います
様子がわかれば、多少なりとも不安を減らせるのでは…
それを願って…
不安にさせたい訳ではないので、プラスにとらえて読んで頂けると嬉しいです
先ずその前に、オーバーシュート?だったかな?
我が家のパパさん曰く、意味が違うそうです
オーバーシュートは、例えばゴルフなどのスポーツで、狙っていたスコアを超えてしまった時などに、オーバーシュートしちゃった!って使うんですね
爆発的感染って意味は英語には無いです
なので英語しか話せない人にオーバーシュートって言っても、頭の上に???が並ぶだけだと言ってました
英語ではアウトブレイクですね
なのでここでは、オーバーシュートという日本語は使わずに
アウトブレイクを使わせて頂きます
さて本題ですね〜
イギリスがロックダウンに入ってから数日が経ちます
日本のニュースでも報道されているかと思いますが、ロックダウンに入っても、生活必需品の買い物は許されます
スーパーや薬局、銀行、郵便局、運送会社、ペットショップ、獣医、警察、消防署、公共交通機関、スポーツ用品店、ホームセンターなどのお店は、今も開いています
買い物は必要最低限の場所と時間を使って行く様になっていて、イギリスではフランスの様に許可証を持ち歩かなくても、行く事が出来ます
1日一回健康の為に外で運動する事も許されています
ジョギングをする人や、サイクリングに行く人
私達の場合は犬の散歩ですね〜w
イギリスは他のヨーロッパ程厳しい状況では無いので、時間制限は出ていませんが
外では2人まで一緒にいても構わないが、それ以上の人数が集まってはいけない事になっています
家族以外の者を家に入れてはならない事になっています
運送会社も配達の際に接触しない為、受領のサインはしなくなりました
買い占めが問題になっていますが、これは住んでいる地域によって差があります
地域に住む住人達が冷静な地域は、買い物に困る状況ではありません
もちろん以前の様に買いたい物を買いたいだけ買える訳ではありませんが
食べ物が無くなって困る状況にはなっていません
パニックを起こしている地域では、早い段階で買い占めが起こってしまった為
買い物に困る状況が起こり、時には客同士で喧嘩になったり、店員に怒鳴って来て警察沙汰になる地域もあります
食べ物が無くなる訳では無いんですね
ただスーパーが倉庫からお店に毎日持って来れる数が限られていて、それ以上の量をパニック買いしてしまうと
配送が間に合わなくて、棚がガラガラって状態が起こってしまっているだけなんですね〜
なので、どれだけその地域の人達が慌てずにお互いを思いやり、買い占めをしないかどうかで
ロックダウンが起こった時に食べ物が買えなくて困るのか
それとも全然問題なく買えるのか…に分かれてしまいます
お薬も、薬局がやっているので、普段飲んでいるお薬が買えなくなるって事は無いです
薬局側も、いつも同じお薬を買われている患者さん達は把握しているので、その人達が必要としているお薬を切らさない様、仕入れてくれています
ロックダウンと言っても、自由に他の地域に遊びには行けなくなりますが
必要最低限の自由は保たれています
ただし、もしイギリス国民が政府の指示に従わずにいる様なら
フランスやイタリア、スペインの様な更に厳しい隔離を指示する事になります
ここからは、日本で報道されているかどうか分かりませんが…
イギリスのケンブリッジには、Dyson がありますね〜
知っていたかしらw?
日本では掃除機や空気清浄機が有名かな?
他にもエアバスなどでも有名ですが…
医療部門もあります
イギリス政府は、国内に工場のある会社数社に、人工呼吸器の製造を依頼しました
6社がサンプルを作り審査
そしてこの度正式に、Dyson 製の人工呼吸器が採用となり、先ずは10,000台注文を出しました
他にも工場が閉鎖中の自動車工場に、医療機器の製造を依頼したり…
分野は違っても、作れる技術や機械を既に持っている工場があるんですね
それらの工場は中国からの部品も届かず閉まった状態だったので、代わりにアウトブレイクする前から医療機器の製造を依頼していたんです
日本のシャープがマスクの製造を始めた様に、イギリスでも畑違いの工場でも設備と技術がある工場には、製造を依頼しています
本来は畑違いなので、採用には検査など色々な手順を追い、認可されるのですが
今回は緊急事態という事で、数ヶ月以上かかる手順を数日で済ませるという異例の対応をとりました
ワクチンに関しては、既にケンブリッジ大学が試作出来ていて、今マウスを使って試しています
ただしこれは直接人体に入れる物なので、慎重に行われないといけません
実際に人体を使った臨床実験は、まだ先の話になります
順調に行ったとしても、国民に接種出来る様になる迄には、やはり最低でも1年はかかるだろうと言われています
NHS(イギリスの病院や医師、看護師を束ねる協会)を助ける為に、政府がボランティアを募集したところ
わずか24時間で403,000人がボランティアに登録
その数はどんどん増えていて、既に500,000人以上になっています
ボランティアの方々が担うのは、地域で一人暮らしをしている方々と電話等で連絡を取り、定期的に無事を確認したり
病院の送り迎えや買い物の代行、お薬を代わりに取りに行くなど…
一見なんで自分でやらないの?って思える事かもしれませんが、持病を抱えている人達や老齢者達では意外と自分で出来なかったりします
今までは地域の看護師がコレらの手配を行なっていましたが、今は1人でも多くの看護師達が現場に立つ必要がある為
ボランティアの人達に代行して頂くんですね
接触は感染の原因になりますので直接接触しない形で、最も危険性の高い人達の手助けをしようという事です
大手ホテルチェーンは、無償でホームレスの人達に部屋を提供して、何とかホームレスの人々も守ろうと頑張っています
サッカーで有名なチェルシーフットボールクラブでも、所有している宿泊施設を医師や看護師達に無償で提供
彼らにかかる費用も全てクラブが出費するという形で、医療スタッフを支えています
医師や看護師達にも家族がいます
自分の家族まで感染のリスクを高めたくありません
病院での激務の後、帰宅に時間をかけ、家にいても家族に感染させてしまうんじゃないか?という心配を抱えなくても良い様に
宿泊施設の近くにある病院スタッフ達に利用して頂き、通勤時間の短縮と、家族にうつすのでは?という心配をしないで貰いたいと言う事です
田舎の方では、ロッジやバンガローなど、家族で利用出来る宿泊施設がありますが
これらを所有する方々からも、少しずつ地域の医療スタッフに使って頂こうという動きが出始めています
イギリスでは今、抗体を検査するキットに着手しています
今回の新型コロナは無症状や軽症の方々が結構います
この人達は知らず知らずのうちに抗体を身につけています
言い換えれば外に出ても再度感染するリスクが低く、もしまた感染しても軽症で済む人達です
誰が抗体を持っているのかが分かれば、経済活動を復活させる事が出来ます
糖尿病検査で使う様な簡易キッドと言う形にして、指先にチクンと針で刺して血を採取して
抗体があるかどうかがひと目で分かるキッドです
これらが完成したら、近所の薬局で簡単に購入して、自分で簡単に確認出来る様にしたいと言っています
多分ワクチンが出来るよりも前に、抗体簡易キッドが出来るのでは?と期待しています
他にも書きたい事は沢山ありますが、今日はこの辺で…
世界中の研究者が、新型コロナを収束に持ち込もうと、日々必死になって研究しては試作品を作り…と頑張っています
それらが形となって提供出来る様になる迄の間、イギリスは勿論ですが
日本も医療崩壊が起きない様に、頑張って行って下さい!
個人的にですが…
志村けんさん!頑張って下さい!
絶対生き抜いて下さい!